これで完璧!水平線の引き方と使い方

今回は、より実践的な内容として、チャート上の水平線の引き方・使い方について解説していきます。

実際のチャート画面を見ながら、一緒に引いていき、水平線の役割・活用方法もお教えしちゃいます。

特に、GOLD(XAU/USD)SILVER(XAG/USD)には、効果的ですので、ぜひ実践で使えるようになって下さい。

他の通貨ペアには効果がない。と言う訳ではありませんのでご安心を!

水平線の引き方について

今回はTrading View(トレーディングビュー)というソフトを使用してのチャート画面になります。
こちらは無料のソフトで、スマホ版のアプリもありますので気になる方はダウンロードして見て下さい。

もちろん、MTでも水平線を引くことは出来ますので、チャート分析もMTで全部済ませてしまうのもアリですよ。

見やすさという点で、今回はTradingViewを使用しているだけです。

実際にチャート画面を開くと、このようなチャートがあります。

今回は、SILVER(XAG/USD)のチャートを例に挙げていきます。

水平線を引く時は・・・

・週足→日足→4時間足の順で引く。(線の色は、時間ごとに変更して見やすくしましょう。)

・それ以下の時間には、水平線は引きません。

・引く箇所は、最高値と最安値の髭先にします。

髭とは、ローソク足の細く表示されている部分のことです。
対して太く表示される部分は、実体と言います。

 

この3つのルールに従って、実際に水平線を引いてみましょう。

TradingViewでの水平線は、画面左端の黒で囲ったエリアの項目内から選択します。

/の様な形のボタンをクリックすると、様々なラインを選択することが出来ます。

今回は、この中の水平線を選択してください。

その後、チャート上をクリックすると水平線が描かれます。
移動させたい場合は、線をクリックすると選択状態になり、ドラッグすることで移動することができます。

この白い□が選択状態を表していて、この□を上下に動かすことで調整が出来ます。

MT4での操作方法については、こちらの記事内に書いてありますので、確認してくださいね。

週足の水平線

週足とは、一週間に一本作られるローソク足のことです。

TradingViewでは下記画像の箇所(画面左上の赤枠で囲ったあたり)で時間足を切り替えます。

もし週が選択画面に表示されていない場合は、赤枠内右端の↓マークをクリックすると選択できます。

MTの場合も、画面左上の赤丸の中を選択することで切り替えることが出来ます。

MTで時間足の表示がない場合は、画像の赤枠のあたりで右クリック後、カスタマイズを選択すると編集画面になります。

この右側のリストが表示される時間足になります。
左側のリストから週足を見つけて、画面中央の挿入をクリックすることで追加できます。

今回は、TradingViewでの水平線の解説になりますので、MTをお使いの方は自分の環境と照らし合わせながらやって見て下さいね。

まずは、一番直近の最高値部分が目立ちますので、ここに1本水平線を引いていきます。

すると、このような感じで線が引けたかと思います。

これだけでも、なんとなく山が2回ぶつかって戻されてきたところなんだな。というのが分かりますね。

では、次に直近の最安値に線を引いてみます。

すると、このように引けますね。

すると、その下に2回跳ね返されているように見えるチャートがありますね・・・。
ここも気になるので、線を引いておきます。

30.079~21.648の間で推移している様子が見えてきましたね。

この数値の間の、高値・安値にも線を引いておきましょう。

この辺でゴチャゴチャしてきてしまったので、ひとまず画面上の最安値に一本水平線を引いて区切ります。

ひとまずは、こんなところでしょうか。

週足は、1週間分の値動きを1つのローソク足で表示していますので、なかなかチャートが進みません。

週足については、2か月に一度水平線を見直す程度の頻度で十分です。

日足の水平線

では、次に日足に水平線を引いていきます。日足は、1日に1本のローソク足が完成します。

週足で引いた線で、十分事足りそうな感じがしますね・・・。

なんとなく、この辺りで跳ね返っているな。と言うゾーンがあるのですが分かるでしょうか?

実際に、チャートに水平線を引くとしたらこのような感じです。

オレンジの線が、日足での水平線になります。

上記画像の右半分の、赤丸に注目して水平線を引きました。

一番右の赤丸内が分かりやすいと思います。

23.758に向かって下落していったのですが、3月の表記の辺りで上に跳ね返されました。
この時に意識されていたのかな?と思えませんか?
その後、25.544辺りでウロウロしてから4月に入って勢いよく下落。
前回跳ね返された24.610を一気に抜けて23.758にタッチ!
その後跳ね返って・・・。
というチャートの動きが見えてきます。

この説明を書いていたら、25.544辺りでウロウロした辺りの上限にも水平線を引いておいたほうが良いような気がしてきたので、引いておきます。

これで、ひとまず日足の水平線を引き終わりました。

日足の水平線については、2週間に1度見直せば十分だと思います。
大きな値動きがあった場合は、すぐに引き直したりしますので、その辺は慣れていって下さい。

4時間足の水平線

さて、水平線を引く作業ももうそろ終わりますので頑張りましょう!

ここまで来ると、週足・日足の水平線でだいたい意識されている価格帯が明らかになったのは分かりますか?

これで十分な気もしますが、念のため、まだ先っぽで線が引かれていない場所を探して水平線を引いておきます。

4時間足の水平線は、緑色で引きました。

4時間足については、毎日確認してください
この線は意識されていなかったから消そう。
ここは意識されてるかもしれないから足しておこうなど。

水平線は、このような感じで引いていきます。

水平線を引くコツ

水平線を引くポイントは、3つあります。

先に述べたルールの補足の様な感じですが・・・

・ピンポイントで引こうとしない。

・4時間足よりも短い時間足での水平線は引かない。
 引くとしても、FXに慣れて必要性を感じてからで十分です。

・何度も跳ね返っている壁の様な存在=水平線という意識を持つ。

この3点がポイントです。

ピンポイントで引こうとすると、髭で貫通したり、届かなかったりということもありますので、ピンポイントで引く必要はありません。
大雑把でいいんです。

水平線は引こうと思えば、いくらでも引くことが出来ます。

本当に重要なのは、この水平線をどの様にトレードに活かすのかということです。

今回は、水平線の使い方も解説しちゃいますよ!

水平線の使い方

水平線の使い方としては、

  1. エントリー判断
  2. エントリータイミング
  3. 利確・損切ライン

という3つの使用方法があります。

順に解説していきますが、今回はせっかくなので先ほど引いた水平線を利用して、実際にエントリーから決済までを流れでご紹介したいと思います。

FXをやっている人はこんな風に考えてエントリーしているんだな。というのが伝わってくれたら嬉しいです。

水平線を使ったエントリー判断

日足・週足の水平線の近くにチャートが動いてきたときに、水平線を使ったエントリーの判断をします。

ここで間違ってはいけないのが、水平線だけを根拠にしたエントリーは間違いです。

前は、この水平線で跳ね返されたな。
今回も跳ね返されるだろうから、逆に行くほうにエントリーしよう!
といったエントリー方法。

この水平線を抜けたら、一気に伸びるだろう。
よし、このままの勢いの方にエントリーしよう。
といったエントリー方法。

この2つは、間違ったエントリー判断なので、気を付けてください。

水平線でのエントリー判断とは、

エントリーをやめる判断をすること。

これこそが本質です。

水平線以外の根拠がある場合は、エントリーしても構いません。
水平線以外の根拠がない場合は、エントリーを見送ります。

水平線以外の根拠とは・・・

今見ている時間足は、上昇中?下降中?

エリオット波動的に、今何波なのか。

といった根拠です。 エリオット波動は、 上昇は5つの波、下降は3つの波で起きる。といった内容です。 詳しく知りたい方は検索して見て下さい(笑)

自分が見ている時間足よりも、上位の時間足でも根拠が揃った時に初めて、次の段階へと進みます。

このようなチャートがあったとします。

4時間足を見ていて、週足の水平線にタッチしそう。ここまでのチャート流れ的には、エリオット波動の修正波=下降が終わりそう。


黒線で書いた通り、下降3波まで終わったところだから、売り(下がる)方向へのエントリーはやめておこう。

といった感じです。

では、逆に買い(上がる)方向へのエントリーは出来るのでは・・・?と考えることが出来ますね。

水平線を使ったエントリー判断は、このような感じで行います。


水平線を使ったエントリータイミング

続いて根拠が揃った時に、どのようにエントリーするのか解説していきます。

こちらの画像を見て下さい。

先ほどの黒線を引いたチャートより、何本か進めた場面です。

23.758で跳ね返された様子が伺えますね。

という事は、これより下がる可能性が低そうだと考えられます。

24.618の日足の水平線に届いたら、エントリーして見ようと思っています。

初心者のうちは、この段階で24.610まで上がるだろうから、買いエントリー!と飛び乗ってしまいます。

まだ、下がる可能性は低いだけで、上がるかもしれない。という状態なので、日足の水平線まで待ちます。

次のローソク足では、無事に24.610を大きく抜けました。

では遅いんですよね・・・(笑)

完成しているチャートでの解説なので、難しいところではあるのですが、現在4時間足でのチャートなので、1時間足に変えてみます。

なんとなく、24.610を抜けそうですね。

このような確認が取れたら、さらに細かく15分足でエントリータイミングを図ります。

右端に表示されているチャートの様な動きを確認したら、買いでエントリーします。

一度水平線を抜けて、勢いをつけるために一度返ってきました。
この返ってきたタイミングでエントリーするのがベストです。

水平線を使ったエントリータイミングは、このように使用します。

水平線を抜けるだろう。でエントリーしてもいけませんし、水平線を抜けた!遅れちゃったけど・・・、いいや買っちゃえ!
と飛び乗るのはもうやめましょう。

一度抜けたとしても、ある程度のところまで伸びたら戻ってきます。

その戻ってくるタイミングを図ってエントリーするのが正しいエントリーです。

これが、よく言われる押し目買い・戻り売りという方法です。

上昇する時は、一度下がってきて押し目をつけてから上がっていきます。
下落する時は、一度上がってから再度下落していきます。

この押し目買い・戻り売りの、根拠として水平線を利用する。というのが正しいのかもしれません。

水平線を使った利確・損切

それでは、先ほどの場面(24.626)で買いエントリーしたとします。

15分足でのエントリーなので、このまま15分足で見えている水平線を目標値にします。

  • 利確 24.929(4時間足の水平線)
  • 損切 23.758(週足の水平線)

に設定したいのですが、このままではマイナスになった時に、大きくマイナスになってしまいます。

この利確と損切の比率をリスクリワードと言ったりします。
このままだと、リスクリワードが2:1くらいになってしまうので、リスクを減らしてリターンを大きくします。

10万円でエントリーして、損切にかかると-20万円、利確に届いても+10万円。
このような数字じゃ追いかける気もなくなっちゃいますからね・・・。

と言う訳で、15分足で新たに水平線を追加します。

エントリーした付近の最安値に赤い水平線を追加しました。

チャートの左の方を見ても、どうやらこの辺は意識されていた数値の様です。
この数値を抜けたら、また23.758に一直線の可能性もあるので、赤い水平線辺りを損切ラインにしましょう。

  • 利確 24.929(4時間足の水平線)
  • 損切 24.300(週足の水平線)

に設定しました。

この数値であれば、リスクリワードは
1:2~1:3くらいになりますね。

10万円でエントリーして、損切に掛かったら-10万、利確に達せれば+20~30万ということになります。

なぜ24.388に設定しないかと言うと・・・

・ピンポイントで当たることはあり得ないですし、髭先タッチで上昇したら悔しいので。

という理由です(笑)

というのは冗談で、この24.388のラインを割ってきた場合、上昇トレンドではなくなる危険性があるのです。
(ダウ理論というものがあるのですが、これはまた別の記事でご紹介します。)
ただ、ローソク足の実体で抜けてきたら危ない、と言うだけで、髭で抜けてくることはよくあるので、少し下に設定します。

とは言っても、資金とLOT量によって許容範囲は変わると思いますが、損切は水平線の少し下に設定することをオススメします。

それでは、この設定でチャートを進めていきます。

実際の動いているチャートを見ていると、この右端のような値動きをするとヒヤッとします・・・(笑)

でもしっかりと利確・損切は設定したので見守ります。

今回は、無事に利確目標であった24.929に届くどころか超えてくれましたね。

水平線を利確・損切に設定する活用方法はこんな感じです。

ちなみに、保持していたらどうなっていたかと言うと・・・

大きな下落が起きていました(笑)

その後、すぐに戻してゆっくりと上昇を続けていました。

完成したチャートでは分からないのですが、実際に入金してこのような値動きを見ると、

「あ・・・。さっきの利確目標に達した時に決済しちゃえば良かった。」

と思うんですよね。

こればっかりは、リアル口座で入金してエントリーしないと分からない焦燥感なんですけどね。

当サイトでは、ボーナスが豊富な海外FX業者をご紹介しています。
入金しなくても、口座開設するだけでボーナスが貰えて実際に取引できる業者もあります。
実際にエントリーして、ドキドキ感を体験してみませ?(笑)

終わりに

今回は、水平線の引き方と使い方について解説してきましたが、いかがでしょうか?

  • 水平線のみを根拠としてエントリーはNG。
  • 水平線のみを根拠としてエントリー見送りはOK。
  • 利確・損切の位置は、直近の水平線まで。(根拠が揃った場合は伸ばしてもOK)

この3点は覚えて下さい。

また、水平線を引くことには意味はありません。
水平線をどのように活用するのかが重要です。

ぜひこの記事で紹介した内容をあなたのチャートにも落とし込んで、勝てるようになりましょう。

この記事があなたのトレード技術の向上に繋がれば嬉しいです。

そして、一緒に億り人を目指しましょう!

Follow me!